【中学受験】大変だったけどそれでもやってよかった

教育

お子さんが中学受験を終えた方やこれからされる方がおられるかと思いますが、いつごろからお子さんの中学受験を意識されましたか?

わが子は現在中学生なので少し前の話になりますが、子供が小学4年に上がるころだったと思います。突然子供が塾の受験コースに行きたいと言ったのが始まりでした。

なぜ『受験コースにいって中学受験をしたい』と言い出したかというと基礎学習のために塾に通っていました。どうやら塾の先生に「受験コースに来ないの?もったいない。」的なことを言われたようで本人がその気になってしまったようです。

実際に経験してどうだった?

正直大変でした…。

もし、我が家に2人子供がいて下の子も受験させるのか?と聞かれたらさせたくないが本音です。

ただやはり子供がやりたいと言ったらさせてあげると思いますが、私のようなぐ〜たら主婦には大変すぎました。

何が大変だった?

子どものストレスに気づいてあげられなかった

中学受験に対して全然真剣じゃなかったはずなのに、5年の終わり頃から志望校など聞かれだんだんやってやらなくてはと私の熱が入りだしてしまいまして…。

6年になってからは成績に一喜一憂したりどうしたら成績が上がるのかなどいけないと分かっていながら成績が振わなかったり自宅学習をやってる姿を見ないと頭ごなしに怒っていました。

子供はというと、成績が下がって落ち込んでいるところに私がぐちぐち言ってくる。

楽しく通っていたはずの塾もストレスが溜まって生徒同士もいざこざが出てくるようになり、本人なりにかなり我慢していたようですが受験の2ヶ月前に塾を辞めたいと言い出しました。

もともと標準体型だったはずの子がストレスでいつの間にか体重が増えてぽっちゃり体型になっていました。

今考えるとよく耐えてたなと申し訳ないと思うのですが、あの頃の私は子供が行きたい学校に絶対入れてあげなくちゃと周りがあまり見えていなかったようです。

その後どうしたのか

転塾も考えましたがこんなギリギリの時期に入れてくれる塾なんてあるわけもなく通信教育も締め切りを過ぎた時期だったのでどうすることもできず。

思い切って行きたくない教科は行かせるのをやめさせました。

はじめは塾自体を辞めたいと言っていたのですが数日塾をお休みしてじっくり話し合いました。

我が子の主張は「塾は辞めたいが受験はしたい。」とのことでした。

しかも第一志望の学校に合格したいと…。

あと2ヶ月で受験日とはいえ家庭学習で合格できるほど受験は簡単ではありません。

過去問を解いてわからないことがあっても解き方を教えてあげられる人がいませんし家庭教師もこんな時期には大忙して頼めません。

冷静に第一志望に合格したいなら家庭学習では合格できないと話して改めてどうするのか聞いたところ塾は辞めなくてもいいけどある教科だけは行きたくない。

他の教科は今まで通り行くと言ったので行きたくない科目だけは行かなくていいよということにして他は今までどおり通うこととなりました。

1ヶ月ほど塾では3教科の授業に出席し残りの1教科は家庭学習に切り替えました。

その後は自分の気持ちを受け入れてもらえて冷静に考えられるようになったのかやっぱり4教科最後まで頑張ってみると言って残り1ヶ月はがんばって通っていました。

わが家の選択が正しい方法かどうか分かりませんがあともう少しだからと無理やり行かせなくてよかったと思っています。

受験を終えて思ったこと。

受験してよかったと思うこと

金曜日になると「やったー休みだ。」と嬉しそうに言いますが学校自体は好きなようで行きたくないなど言ったことはありません。

勉強の方も友達がいい刺激となっているようですし個性豊かなお友達の話を聞くのが私も楽しいです。

ただ、このご時世なので休日にお友達と遊ぶということがなかなかできず親としてもかわいそうだなと思うことがあります。

こんな私がアドバイスできることがあるかわからないけど

情報って本当に重要だと思います。

受験だけではなくなんでも情報って重要ですよね。

自慢ではないですが私はぼっちでママ友はひとりもいません。

しかも愛知県は受験が盛んではないので同じ小学校で受験を経験した同級生は数人だと思います。

(ママ友はいないので子どもの情報ですが)

なので学校行事に参加した時も誰かが受験の話をしているのを聞いた事がありません。

(こっそり盗み聞きで情報を得ようと思いましたが無理でした。)

そして塾の先生とは懇談の時に話す程度でした。

(何かあったらなんでも言ってくださいと言われていましたがなかなか聞けませんでした。)

志望校の校風などはインターネットやオープンスクールに参加すれある程度はどんなところかわかります。

受験勉強の情報などはやはり塾の先生が詳しいので積極的に顔見知りになる方がいいのかもしれません。

(私はたまたま知り合いが受験専門の家庭教師の先生だったのでちょっとだけ聞けました。)

知り合いの先生聞いたのですが、結果がダメだったときはかなり精神的にフォローが必要なんだとか。

親の受験は親が9割と言われているのも少しわかるような気がします。

反省するところがたくさんあり過ぎて

本当に楽観的すぎました

私は中学・高校と公立出身ですし夫も中学は公立だったので子供に中学受験をさせるという考えが全くなくその時も「別に公立中学でいいんじゃない。」なんて言っていました。

ただ、子供がやりたいと言うことに頭ごなしにダメというのも違う気がするし、我が子は私よりしっかりしていて(お母さんがダメダメなのかもしれませんが)何かあれば言ってくるでしょ?ぐらいに考えていました。

そして進学コースに進んでみるのはいいのですが受験までの費用やその先の中学・高校の学費や諸費用など何も調べず決めてしまいました。

(その後、私は無職になるとも知らずに。)

もっと事前に調べたり色々情報を仕入れたりしてよと昔の私にツッコミを入れたい。

我が子の本音

やはり本人も辛かったようです。

あんなに楽しくて仲良くしていた塾の友達ともだんだんとギスギスした関係になったので。

しかしわが家は最後まで受験するからという理由で学校の宿題をやらない・学校行事を早退や欠席をしないなど学校をおろそかにしないように言っていました。

かえってそれがよかったみたいで学校では受験勉強の話をするとがなく友達と楽しく過ごす事ができてガス抜きになっていたと言っていました。

まとめ

結果は第一志望の学校に入学できました。

色々あり大変だった中学受験。今ではいい経験ができて子供には感謝しています。

そして我が子ながら最後まであきらめずによくがんばったなって思います。

(最後に大事件が起こりましたが…。)

私だったらちょっと辛いだけで辞めたいもうやだって言ってしまう。

(そもそも中学受験できる努力や忍耐力がなかったです…。)

こんな中学受験を経験していない、ぼっちでママ友と仲良くなれない私でも最後まで子どものサポートをし合格させる事ができました。

私のような人はあまりいないと思いますが、これを読んで参考になればいいなと思います。

これから中学受験されるご両親はお子さんの送迎・お弁当作りなど毎日大変だと思いますが頑張ってください。

そしてお子さん兄弟で中学受験を経験された方本当に尊敬します。私は一人で精魂尽き果てました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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